Story シップリサイクルのストーリー
序章/新しいシップリサイクルへの挑戦 > 第1章/室蘭パイロット事業モデル
船舶は資材の約9割が再利用できる優良資源ともいわれ、建物の材料などにリサイクルされます。
解体船は、「廃棄物」ではなく、発展途上国では特に重要な「資源物」となります。
1980年代までは、日本、韓国、台湾で廃船の解体を行っていましたが、1990年代に入り、バングラデシュ、インド、中国など、再生する鉄の需要が多く、労働者の人件費が安い国が、シップリサイクルを行うようになりました。先進国ではシップリサイクルが経済的に成立しなくなった為に、世界中の廃船が、これらの国に売られているのです。