NPO Ship Recycle Muroran NPO法人 シップリサイクル室蘭

  1. 序章: 新しいシップリサイクルへの挑戦
  2. COMING SOON
  3. COMING SOON

室蘭は、鉄鋼、造船、PCB処理施設など環境に負荷をかけない方法で資源を生かす技術も持っています。シップリサイクルの実現に向けて、2008年「室蘭シップリサイクル研究会」を発足、更に2012年「特定非営利活動法人シップリサイクル室蘭」を発足いたしました。

「環境保全型の船の解体を行い有効資源として再利用することが、具体的に可能なのか」、「産業として成立するのか」課せられた課題は数多くあります。日本の技術を産官学、全国各地と連携して総動員することで道を見つけ出すしかありません。

活動内容

NPO法人シップリサイクル室蘭の取り組みは、平成20年度「地方の元気再生事業」(内閣府)に選定されました。途上国でのシップリサイクルの現状と、地域での産業化について理解を深める、市民向けシンポジウムの開催や、道内企業と室蘭工業大学が、利尻島沖で座礁した船の解体を行い、自動車鋳物などへの再利用についての検証を行っています。

また、2010年に室蘭で行われた先進国型シップリサイクル構築の為の国内初の大型船舶解体事業であるPCC船「にゅーよーくはいうぇい」の解体、2013年には東日本大震災の被災船「第18共徳丸(宮城県気仙沼市)」の解体を行いました。

ごあいさつ

室蘭港を中心に、製鉄、製鋼、造船のまちとして発展してきた北海道室蘭市において、環境保全型の船の解体を行い有効資源として再利用することが、具体的に可能なのか、それはまた産業として成立するのか、という研究会を、産官学が連携し発足致しました。

その後、NPO法人シップリサイクル室蘭として装いも新たに船出いたしました。

世界に冠たる造船国である我が国が、“人間にも環境にも優しい”シップリサイクルシステムを確立できるよう、全国各地域と連携しながら取り組んで参ります。

清水一道 (NPO法人シップリサイクル室蘭 理事長 室蘭工業大学 教授)
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