Story シップリサイクルのストーリー

1. 船に支えられている私たちの生活
2. シップリサイクルの現状
3. 船は「廃棄物」ではなく「資源物」
4. 死傷事故と汚染が絶えない解体現場
5. シップリサイクルを変えろ！
6. シップリサイクル条約の発効なるか？
7. 造って使う日本がやるべきこと
8. 室蘭から世界の海を変える

世界の海運量は年々増加しています。
工業製品やその原料となる鉄鉱石や石油などをはじめ、衣食住に必要な食料・原料などは、ほぼ船を使って運ばれています。
（日本の貿易の99.7%は船で運んでいます。※重量ベースでの割合）

「衣」の分野では綿花・羊毛、化学繊維の原材料ばかりでなく、大量の衣料製品。
「食」の分野では小麦、大豆、畜産の飼料となるとうもろこし。
家を建てるための木材、「住」に関する原料。

航空運賃は、海上運賃のおよそ7～10倍と言われています。
私たちの暮らしの安定は船に支えられているといっても過言ではありません。