2018.01.25 Update
シップリサイクル
2017.03.01 Update
第7回 シップリサイクル国際セミナ-
2017年2月21日(火)
場所:中嶋神社 蓬崍殿
室蘭市に蓬崍殿にて「第7回シップリサイクル国際セミナ-」を開催いたしました。このセミナ-は、環境や安全に配慮した船舶の解体・高付加価値な製品への再資源化を図るため、先進国型シップリサイクルシステムの構築と地域経済の活性化を目指して研究を進めている特定非営利活動法人シップリサイクル室蘭が共催し、その理事長を務めている清水先生が籍を置く室蘭工業大学が主催して行われました。シップリサイクルを巡る国際情勢も変化しており、海外主要解体国の動向、条件発効に関する最新情報、並びに日本の対応についての理解を深めるために開催され、約120名の方が来場されました。
始めに主催者である室工大空閑学長の挨拶、来賓挨拶として室蘭市長 青山剛氏、国土交通省北海道運輸局 室蘭運輸支局 佐藤秀典支局長が登壇されました。
基調講演①では、国土交通省 海事局船舶産業課 計画係長 池田圭佑氏が「シップリサイクル条約発効に向けた取り組み」と題して講演されました。
基調講演②は、本学清水教授による「国内のシップリサイクル事業の取り組みと展望」です。
基調講演③では、株式会社日本海洋科学 海外事業グル-プ 統括部長 仲條靖男氏が「世界のシップリサイクルの動向」というテ-マで講演されました。
基調講演④として、グロ-バル・マ-ケティング・システムズ(GMS)ジャパン Amit Malhotra氏が「国際的なシップリサイクルマ-ケットについて」を講演されました。
次にパネルディスカッションへと移り、清水教授がコ-ディネ-タ-を務め、基調講演をした講演者3名と壇上で意見を交わし、会場からの質問にも答えました。
最後に閉会の挨拶をNPO法人シップリサイクル室蘭 副理事長 北山茂一氏よりご挨拶いただきました。
会場では、NPO法人シップリサイクル室蘭が関わった取り組みのパネル展示や室工大公認の鐵の素クッキ-販売等も行われました。
終了後、同じ会場でレセプションが催され、セミナ-で議論された内容を引き続きご歓談いただきました。 来場者、関係書の方々のご協力によりセミナ-を無事終了することができ、感謝申し上げます。
2015.01.28 Update
第6回シップリサイクル国際シンポジウムin室蘭
室蘭市市民会館にて「第6回シップリサイクル国際シンポジウム」を開催いたしました。
これに先だち、1月21日から28日までの8日間、室蘭工業大学テクノアゴラにて「シップリサイクルウィーク」と銘打って、シップリサイクルに関するパネル・備品展示を行い、更に国際シンポジウム前日の27日には同じくテクノアゴラにて、「第15回室蘭工業大学テクノカフェ・・・シップリサイクルプレセミナー」を開催いたしました。
シップリサイクルウィークには、35名の方々にお越しいただき、国際シンポジウムに参加する講演者が座談会型式でお話をしたテクノカフェには25名の方々にご参加いただきました。
テクノアゴラでの展示会では、大型自動車運搬船の解体風景のパネルとともに、その備品(国旗、救命胴衣、大型工具、地図など)の展示を行いました。
また、2013年に解体した、東日本大震災の被災船「第18共徳丸(宮城県気仙沼市)のパネルおよび備品(浮き輪、羅針盤など)を展示しました。
室蘭以外のシップリサイクルに関する団体の紹介として、青森県六ケ所村の「むつ小川原港振興協会」や、愛媛県新居浜市の「一般社団法人えひめ東予シップリサイクル研究会」、大分県中津市の「NPO法人シップリサイクル中津」の活動内容をパネルで紹介し、また担当者の方々も来場されました。
2015.01.21 Update
シップリサイクルウィーク
2013.12.21 Update
第3回 エコ・リサイクル型ものづくりシンポジウム
蓬莱殿にて「第3回エコ・リサイクル型ものづくりシンポジウム」を開催いたしました。
エコ・リサイクル型ものづくりプロジェクトとは、平成23年度より文部科学省の運営交付金採択を受け、平成23年度より4年計画で発足したプロジェクトで、「環境に配慮したものづくり実践教育システムを構築し、将来の持続的環境(サスティナブル)型社会の実現に寄与する若手高度技術者の育成を目指し、一連のものづくりの工程に《環境》を介在、体得させて、視野の広い創造性豊かな高度専門人材を育み、科学技術の発展に貢献する」というものです。
このプロジェクトの一環として、昨年度に引き続きこのシンポジウムを開催いたしました。
今回は「環境教育とものづくり-実践教育と産学官民連携のあり方-」と題して、室蘭工業大学のエコものプロジェクトの取り組み紹介とその成果を小中高校の環境教育に取り入れてもらうための啓蒙活動を目的としております。
当日は、学校教育関係者や本学関係者、産学官及び一般市民およそ130名にお越しいただきました。