2015.01.28 Update
第6回シップリサイクル国際シンポジウムin室蘭
室蘭市市民会館にて「第6回シップリサイクル国際シンポジウム」を開催いたしました。
これに先だち、1月21日から28日までの8日間、室蘭工業大学テクノアゴラにて「シップリサイクルウィーク」と銘打って、シップリサイクルに関するパネル・備品展示を行い、更に国際シンポジウム前日の27日には同じくテクノアゴラにて、「第15回室蘭工業大学テクノカフェ・・・シップリサイクルプレセミナー」を開催いたしました。
シップリサイクルウィークには、35名の方々にお越しいただき、国際シンポジウムに参加する講演者が座談会型式でお話をしたテクノカフェには25名の方々にご参加いただきました。
テクノアゴラでの展示会では、大型自動車運搬船の解体風景のパネルとともに、その備品(国旗、救命胴衣、大型工具、地図など)の展示を行いました。
また、2013年に解体した、東日本大震災の被災船「第18共徳丸(宮城県気仙沼市)のパネルおよび備品(浮き輪、羅針盤など)を展示しました。
室蘭以外のシップリサイクルに関する団体の紹介として、青森県六ケ所村の「むつ小川原港振興協会」や、愛媛県新居浜市の「一般社団法人えひめ東予シップリサイクル研究会」、大分県中津市の「NPO法人シップリサイクル中津」の活動内容をパネルで紹介し、また担当者の方々も来場されました。
テクノカフェでは、国土交通省海事局船舶産業課専門官 松本様を迎え、ご講演いただきました。
翌日に講演を控えた講演者の方々も参加いただき、シンポジウムでは話せない濃い内容の90分間でした。
途中で、東京出張に向かう室蘭市・青山市長もご来場され、ご挨拶いただきました。
そして、シップリサイクルウィーク最終日1月28日に、6回目になるシップリサイクル国際シンポジウムが開かれました。
このシンポジウムは環境や安全に配慮した船舶の解体・高付加価値な製品への再資源化を図るため、先進国型シップリサイクルシステムの構築と地域経済の活性化を目指して研究を進めている特定非営利活動法人シップリサイクル室蘭が主催しています。
シップリサイクルを巡る国際情勢も変化しており、海外主要解体国の動向、条件発効に関する最新情報、並びに日本の対応についての理解を深めるために催され、約150名の方にお越しいただきました。
始めにNPO法人シップリサイクル室蘭 理事長 室蘭工業大学 清水教授から開会の挨拶があり、続いて北海道胆振総合振興局 局長 田邊隆久様、室蘭市企画課財政部長 小泉賢一様の来賓挨拶がありました。
基調講演①では、NPO法人シップリサイクル室蘭 理事長 本学 清水教授が「室蘭におけるシップリサイクル事業の取り組みと将来の展望」と題して講演されました。
基調講演②は、国土交通省海事局 船舶産業課 松本友宏氏による「香港条約と条約発効に向けた取り組み」です。
基調講演③では、NPO法人シップリサイクル室蘭 副理事長 株式会社日本海洋科学 海外事業グループ 統括部長 仲條靖男氏が「世界のシップリサイクルの動向(インドを中心に)」というテーマで講演されました。
基調講演④として、龍谷大学 社会学部社会学科 教授 佐藤彰男氏から「バングラデシュにおける船舶リサイクル」を講演いただきました。
基調講演⑤では、グローバル・マーケティング・システムズ(GMS)ジャパン Amit Malhotra氏が「国際シップリサイクルマーケットとキャッシュバイヤーの役割」を講演されました。
最後に基調講演⑥、プライスウォーターハウスクーパース株式会社 PPP・インフラ部門 シニアマネージャー 武貞聡氏が「PPP/PFIの概要と民間活力の活用事例紹介」という演題でお話されました。
質疑応答へと移り、講演者6名が壇上で会場からの質問に答えました。
活発な質疑応答があり、シップリサイクルへの関心の高さが伺えました。
シンポジウム最後に、閉会の挨拶をNPO法人シップリサイクル室蘭 副理事長 北山茂一氏よりご挨拶いただきました。
シンポジウム終了後、懇親会をホテルサンルート室蘭で催しました。
シンポジウムだけでは議論しきれないお話等、和やかな雰囲気の中ご歓談いただきました。
皆様のご協力により無事シンポジウムを開催することができました。
来場者、関係者の方々に御礼申し上げます。
このシンポジウムは環境や安全に配慮した船舶の解体・高付加価値な製品への再資源化を図るため、先進国型シップリサイクルシステムの構築と地域経済の活性化を目指して研究を進めている特定非営利活動法人シップリサイクル室蘭が主催しています。
シップリサイクルを巡る国際情勢も変化しており、海外主要解体国の動向、条件発効に関する最新情報、並びに日本の対応についての理解を深めるために催され、約150名の方にお越しいただきました。
始めにNPO法人シップリサイクル室蘭 理事長 室蘭工業大学 清水教授から開会の挨拶があり、続いて北海道胆振総合振興局 局長 田邊隆久様、室蘭市企画課財政部長 小泉賢一様の来賓挨拶がありました。
基調講演①では、NPO法人シップリサイクル室蘭 理事長 本学 清水教授が「室蘭におけるシップリサイクル事業の取り組みと将来の展望」と題して講演されました。
基調講演②は、国土交通省海事局 船舶産業課 松本友宏氏による「香港条約と条約発効に向けた取り組み」です。
基調講演③では、NPO法人シップリサイクル室蘭 副理事長 株式会社日本海洋科学 海外事業グループ 統括部長 仲條靖男氏が「世界のシップリサイクルの動向(インドを中心に)」というテーマで講演されました。
基調講演④として、龍谷大学 社会学部社会学科 教授 佐藤彰男氏から「バングラデシュにおける船舶リサイクル」を講演いただきました。
基調講演⑤では、グローバル・マーケティング・システムズ(GMS)ジャパン Amit Malhotra氏が「国際シップリサイクルマーケットとキャッシュバイヤーの役割」を講演されました。
最後に基調講演⑥、プライスウォーターハウスクーパース株式会社 PPP・インフラ部門 シニアマネージャー 武貞聡氏が「PPP/PFIの概要と民間活力の活用事例紹介」という演題でお話されました。
質疑応答へと移り、講演者6名が壇上で会場からの質問に答えました。
活発な質疑応答があり、シップリサイクルへの関心の高さが伺えました。
シンポジウム最後に、閉会の挨拶をNPO法人シップリサイクル室蘭 副理事長 北山茂一氏よりご挨拶いただきました。
シンポジウム終了後、懇親会をホテルサンルート室蘭で催しました。
シンポジウムだけでは議論しきれないお話等、和やかな雰囲気の中ご歓談いただきました。
皆様のご協力により無事シンポジウムを開催することができました。
来場者、関係者の方々に御礼申し上げます。